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Apple Developer Connection(アップル・デベロッパー・コネクション)は、アップルのMac OS X / Mac OS X Server、iOS開発者向けのサポートサービスである。 == 概要 == デベロッパとしての登録 (Apple Developer) はApple IDさえあれば無料で行える。2012年6月現在、新規登録・更新可能な主なプログラムは、Mac Developer Program(年会費7,800円(税抜))、iOS Developer Program(年会費7,800円(税抜))、Safari Developer Program(年会費無料)の3つである。まず最初にApple Developerに登録し、必要に応じて有償のサービスに加入する形となる。 Apple Developerは、Xcodeなどの開発用アプリケーション「Apple Developers Tools」や各種ドキュメント・SDKの最新版を無料でダウンロード・使用出来る。また、Worldwide Developers Conferenceといったアップルが開催する開発者イベントへの参加登録が出来る。 Mac Developer Programに加入すると、Mac OS X・Mac OS X Serverや一部アプリケーションの開発版や最新版を(互換性検証の為などに)ダウンロード・使用出来る。また、アップルによるテクニカルサポート(年間2件まで)や開発者フォーラムを利用出来る。 iOS Developer Programに加入すると、iOSの開発版や最新版を(互換性検証の為などに)ダウンロード・使用出来る他に、App Storeにアプリケーションソフトをリリース(公開申請)することが出来る。Mac Developer Program同様、テクニカルサポートや開発者フォーラムを利用出来る。開発環境(iOS SDK)の入手からデバイスエミュレーター上での動作検証まではApple Developer会員やMac Developer Program会員でも可能だが、実機での動作検証やアドホック配信(実機検証協力者向けの小規模配信・最大100デバイス)の実施、そしてApp Storeへの公開申請には当プログラムへの加入が必要。そしてアップルはApp Store経由以外でのiPhoneアプリケーションの販売を認めていないため、有償・無償を問わず公式にiPhoneアプリケーションの販売(配布)を検討している開発者は必ず加入しなければならない。 さらに、アップル製各種ハードウェアのディスカウントを受けられたり、無料セミナー受講やアップル社内(クパチーノ、東京、北京)に設けられたADCコンパティビリティラボ を利用出来る、Select(年会費56,800円)・Premier(年会費395,800円)メンバーシップもあるが、2010年3月に行われた会員制度改訂によって新規登録と更新手続が中止された。既に登録・更新した既存会員は特典を受けられるが今後の契約更新は不可能で、両メンバーシップは将来的に廃止される見込み。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Apple Developer Connection」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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